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数学の不思議、マジックで楽しく 山形大、来月に小学生向け講座

2018年09月21日 12:26
講座の内容を説明する大沢弘典教授=山形市・山形大小白川キャンパス
講座の内容を説明する大沢弘典教授=山形市・山形大小白川キャンパス
 数学好きの子どもを育成しようと、山形大は10月21日、小学生対象の講座「算数・数学マジックを楽しもう!」を開く。手品のような遊びの中に規則・法則を落とし込み、そのからくりを考えたり試したりしながら数学の世界にいざなう。担当の大沢弘典教授(数学教育学)は「不思議を解き明かす楽しさを伝えたい」と話す。

 数学を体験的に楽しむ機会を提供しようと山形市の小白川キャンパスで毎年開講している。今回は5、6年生を対象にした午前10時から約5時間のプログラムで、「数」「形」「動き」に関する“マジック”を取り上げる。

 例えば「数」の講座では心を読むような数字当てゲームを行う。1~15のうち八つの数字を書いた4枚のカードの中から一つ数字を思い浮かべてもらう。その数字がどのカードに含まれているか尋ねていくと、答えを当てることができる。

 数字の規則性に仕掛けがあるが、理論を教えることが狙いではない。「不思議だ」「なぜ?」との思いと、他の参加者と一緒に仕組みを見破っていく喜びを味わってほしいという。

 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で正答率が全国平均を下回るなど、算数・数学の学力向上は本県の課題。同テストのアンケートでも、算数・数学の「勉強が好き」と答えた割合は児童62.0%、生徒52.9%で、全国平均(児童64.0%、生徒53.9%)に比べ低い。

 「算数・数学は役に立たないと捉える傾向が少なからずみられる」と大沢教授。有用性を体験できるカリキュラムが必要で、講座はその一つの試みという。

 講座は、大学の研究成果を社会還元する日本学術振興会の事業「ひらめき☆ときめきサイエンス」に6年連続で採択され、大沢教授は7月に「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受けた。講座は定員20人で参加無料。昼食は大学が用意する。受け付けは10月10日まで。問い合わせは地域教育文化学部総務担当023(628)4304。

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