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茂吉短歌かるた完成、小中学校に贈呈 上山の記念館、「偉人の優れた歌覚えて」

2018年09月12日 11:21
斎藤茂吉記念館が作製した「茂吉短歌かるた」
斎藤茂吉記念館が作製した「茂吉短歌かるた」
 上山市の斎藤茂吉記念館は、茂吉の作品を素材にした「茂吉短歌かるた」を作った。子どもたちに古里の偉人が詠んだ優れた歌を覚えてもらおうと、市内全小中学校8校に贈呈。著名なものだけでなく、古里が題材の歌や茂吉の人柄が分かる作品を取り上げており、市教委は「子どもたちが茂吉のように古里を愛し、誇りを持つように活用したい」と話している。

 ことし9月の開館50周年記念事業の一環として作製した。収録したのは「あ」~「ん」のうち「を」「ん」を除く44音から始まる歌。▽広く親しまれている▽子どもたちにも歌意が伝わる▽山形、家族を詠んでいる▽茂吉の生涯、人となりが分かる―の4点を基準に歌を選んだ。

 「も」の「最上川逆白波(さかしらなみ)のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも」や「の」の「のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり」といった名歌のほか、「足乳根の母に連れられ川越えし田越えしこともありにけむもの」など上山を舞台にした作品を収録。読み札は子どもたちが読みやすいように、表面に現代仮名遣いで、裏面に原作で歌を記し、掲載歌集とともに歌意を解説している。取り札は歌を表した風景の写真などを用意した。

「茂吉短歌かるた」を楽しむ子どもたち=上山市中川小
「茂吉短歌かるた」を楽しむ子どもたち=上山市中川小
 150セットを作製。このうち市内小中学校には全学級に届くよう99セットを贈った。同市中川小(藤原由美校長、103人)では縦割り班の活動などで早速活用。6年冨塚雄月(ゆづき)君(11)と斎藤優衣さん(11)は「みんなで使って茂吉の歌をたくさん覚えたい」と話していた。

 秋葉四郎館長は「茂吉の歌は親しみやすく、子どもの時から接してもらえれば大人になってからの支えにもなる。先生たちにもぜひ活用してほしい」と語っている。10月には増刷して限定販売する。税込み2500円で、事前予約を受け付けている。問い合わせは同館023(672)7227。

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