県内ニュース

サクランボ労働力、依然人手足りず 確保対策会議、取り組みは一定の成果

2018年09月11日 11:11
サクランボ作業の労働力確保に関し、出席者が今季の状況を確認した=山形市・県自治会館
サクランボ作業の労働力確保に関し、出席者が今季の状況を確認した=山形市・県自治会館
 県やJAの関係者などで構成する「さくらんぼ労働力確保対策ワーキングチーム」の会議が10日、山形市の県自治会館で開かれ、今季の収穫期間における働き手の確保状況が示された。各JAを通じた作業員の雇用実績が伸びるなど、全体的には改善傾向がみられたが人手不足は依然として深刻で、「金銭的な負担が増えても新たな労働力が必要」と受け止める生産者が多いことが分かった。

 やまがた、てんどう、さくらんぼひがしね、さがえ西村山の各JA無料職業紹介所の実績をみると、今季は計503人の求人があり、189人が雇用に結び付いた。同チームは積極的な情報発信が実を結んでいると分析しており、雇用者のうち県外者は仙台圏が32人で、子育てママは31人だった。充足率は年々上がり、今年は過去最高の37.6%となった。

 シルバー人材センターにおける就業促進や各種ボランティア、「さくらんぼ産地サポーター企業」の取り組みも順調に推移した。

 労働力の確保に関し、各JAを通じて実施した生産者へのアンケート結果(中間まとめ)によると、現時点の集計では、「十分確保」「最低限を確保」と答えた人が目立った。一方で新たな労働力を必要としている農家が多く、59%が「金銭的負担増でも必要」と答えた。前年の31%から大きく増え、特に経営規模が大きい農家でそのように回答する傾向にあった。

 会議には関係者約40人が出席した。宿泊利用希望者に紹介できる施設が少ないことや、新規雇用者を育ててリピーターになってもらうことなど、現在の課題についても情報を共有した。今後に向けては「空き家を有効活用し、県外からの作業従事者に利用してもらってはどうか」との提案も出された。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から