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米粉製造のベンチャー企業を設立 山形大事業創出センターから初

2018年07月05日 12:36
企業理念などを説明する新会社アルファテックの駒井雄一社長(中央)=米沢市役所
企業理念などを説明する新会社アルファテックの駒井雄一社長(中央)=米沢市役所
 山形大学は4日、新事業創出を目的に先月開所した同大有機材料システム事業創出センターから初のベンチャー企業が設立されたと発表した。小麦粉と同等の粘りを出せる特徴を持つ米粉(アルファ化米粉)の製造、技術普及を目的とした企業。米の消費拡大や海外を含めたグルテンフリー食品市場への参入も目指す。同日、米沢市役所で関係者が記者会見し発表した。

 企業名は「アルファテック」(社長・駒井雄一山形大招聘=しょうへい=講師)。本社は米沢市内の同大工学部内に置き、技術顧問として食品科学などを専門分野とし、アルファ化米粉製造で特許を持つ同大の西岡昭博教授らが役員に就任した。資本金は500万円で、役員らが出資した。

 先月1日に開所した同創出センターは大学の基礎研究にとどまらず、民間企業も入って製品開発から少量生産まで行う全国的にも珍しい大学関連施設で、西岡教授の研究室も開所当初から入居している。

 記者会見には、駒井社長、西岡教授のほか中川勝米沢市長、飯塚博同大工学部長、小野寺忠司同創出センター長も出席。駒井社長は「将来的には米沢市内に工場を設けて雇用を生みたいと考えているが、まずは大手などと提携して保有している特許技術を説明し、それに伴うライセンス料を得ることから始めたい」と目標と見通しを語った。

 【アルファ化米粉】生米を加熱しながらひくことで、炊飯した際に生じる粘りの要素を米粉に持たせることができる。麺やパンにした場合は小麦に含まれるタンパク質のグルテンと同等の「コシ」が生まれるのが特徴だ。小麦はグルテンが原因で体質によってはアレルギーを引き起こすが、グルテンフリーの米粉はアレルギー体質に関係なく食べることができるので、幅広い応用が見込まれる。

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