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水田の水管理、スマホで遠隔操作 酒田・「スマート農業」の実証実験

2018年06月20日 09:57
スマートフォンの遠隔操作で水田への給水と排水を制御しながら水管理ができる仕組みを見学する農業関係者=酒田市前川
スマートフォンの遠隔操作で水田への給水と排水を制御しながら水管理ができる仕組みを見学する農業関係者=酒田市前川
 水田の給排水装置をスマートフォンで遠隔操作し水管理する、県の実証実験が19日、酒田市前川の水田で公開された。今秋本格デビューする県産米新品種「雪若丸」の適正管理を学ぶ検討会の一環で、農業関係者約50人が「スマート農業」による労働時間の削減など、新たな仕組みに触れた。

 給水バルブの調整や水位・水温を測定できる装置を水田に設置し、スマホでデータ閲覧や遠隔操作することで、どこにいても水管理ができる。設定水位を自動で維持することも可能だ。

 水管理は、水稲栽培の労働時間の約3割を占めるといい、分散した水田を多数管理する大規模農家の負担となっている。スマホで水管理できるシステムは国内で初めて農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)が開発し、水管理にかかる労働時間を8割削減できたという。

 実証実験は、情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業の普及を目指す県が、酒田市と舟形町の水田計4カ所で本年度から3年間行う。システムの実用化を目指す大手企業の装置を活用している。

 酒田市前川の水田で同システムを使用する小松孝悦さん(66)は「本当に助かる。次世代の担い手にとって重要なツールになると実感している」と参加者に紹介。見学した農業関係者も興味深げに見ていた。

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