県内ニューススタジアム365日稼働がモンテの命運 山形でJリーグ・佐藤氏講演
2018年01月14日 10:30
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サッカースタジアムの在り方を説いたJリーグ経営本部の佐藤仁司氏=山形市・日本地下水開発
佐藤氏は欧州各地で、ショッピングセンターなどと複合化したサッカースタジアムが次々と整備されている状況を紹介。「複合利用や地域の社交場、防災拠点となっている」とし、街のシンボルとして定着していることを強調した。 一方、モンテディオ山形のホームであるNDソフトスタジアム山形(天童市)は、アクセスや観客席を覆う屋根といった面で課題があると指摘。「勝ってもインタビューも聞かずに駐車場に急ぐホームのファンがいる」とし、「(この光景は)Jリーグの中で山形だけでは。スタジアムの滞在時間が短いために、スポーツビジネスが育っていないとみている」と語った。 Jリーグは冬でもサッカーできる環境を目指し、手だてを同社などにヒアリングしている。佐藤氏は「課題は山積みだが新技術と向き合って道を開きたい」と述べ、「ホームスタジアムを365日稼働させることがモンテディオ山形の命運を握っている」と結んだ。
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