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佐藤(北村山)平常心でV2 県高校スキー

2018年01月13日 12:43
〈距離男子10キロクラシカル〉2連覇を果たした佐藤凌(北村山)=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場
〈距離男子10キロクラシカル〉2連覇を果たした佐藤凌(北村山)=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場
 第67回全国高校スキー大会の県予選を兼ねた第69回県高校スキー大会は12日、上山市の坊平高原クロスカントリー競技場で距離の男女クラシカルを行った。男子10キロは佐藤凌(北村山)が28分9秒8の記録で2連覇を達成した。女子5キロは1年生の高橋佳奈子(新庄南金山)が16分2秒3のタイムでフリーとの2冠を果たした。

 この日は男女各スタート時の雪温がマイナス11度前後で晴天の良好なコンディション。新雪が降り続いた前日とは異なり、実力が発揮しやすい条件となった。

 13日は同競技場で距離の男女リレーを行う。

【ヒーロー】けが糧に「王者」の走り・男子10キロクラシカル
 小柄な体を躍動させながら、佐藤凌(北村山)が渾身(こんしん)のダブルポールでフィニッシュラインに飛び込んだ。距離男子10キロクラシカルで優勝候補の前評判通り、2位に約30秒差で2連覇を果たし「しっかりと、大きく板を滑らせることができた」と納得顔で語った。

 3連覇が懸かった前日の10キロフリーは前半で転倒するアクシデントがあり、5位にとどまった。その夜は「クラシカルでも勝てるだろうか」と不安がよぎったというが、「目標は全国優勝。いつも通りに焦らず、リズムを保って滑ろう」と気持ちを入れ直した。平常心を貫いたことで本来の強さが戻り、前を走る石山柊平(同)ら強豪選手を次々に捉えた。

 昨年10月に左足の甲を疲労骨折し、1カ月間走れない状態が続いたが、その間、ウエートトレーニングで上半身を鍛えた。両手のストックを同時に突いて進むダブルポールを強化するためだった。「ラストスパートであの練習が生きた」。けがを糧に一回り強さを増した「王者」のレースだった。

 この日の結果に安堵(あんど)しながらも、全国の頂点を見据えるだけに「これは通過点」と気持ちを切り替えた佐藤。「心と体をいい状態にして全国に挑みたい」と落ち着いた口ぶりで話した。

〈距離女子5キロクラシカル〉フリーと合わせて2冠を達成した高橋佳奈子(新庄南金山)
〈距離女子5キロクラシカル〉フリーと合わせて2冠を達成した高橋佳奈子(新庄南金山)
高橋(新庄南金山)35秒差で圧勝・女子5キロクラシカル
 ○…前日のフリーに続き、高橋佳奈子(新庄南金山)が距離女子5キロクラシカルを制して2冠を達成した。2位に約35秒差という内容に「後半に伸びる自分の強さが出せた」と笑顔で語った。

 フリーと同じく力の温存を考えずに最初から全力で飛ばした。2キロ地点ではチーム関係者から「2位と2秒差だ」との声を受け「少しの差だったので焦ったけど、自分は後半に伸びるタイプ。ここからまだいける」とさらにペースを上げ、圧勝につなげた。

 大場正浩監督が「普段の練習の中にも『勝ちたい』という気持ちが出ている」と、その貪欲な姿勢を評価する1年生。大場監督は「走りもだいぶ上手になってきた。全国では今以上の調子で臨ませたい」と語り、高橋は「全国はさらにレベルが高い。『常に全力』のレースをしたい」と意気込んだ。

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