県内ニュース

労働力の不足感、一層強まる フィデア総研、11月県内企業調査

2017年12月07日 09:30
PR
 フィデア総合研究所(山形市)が11月に行った県内企業の景気動向調査によると、業況DIは3.3で、8月調査より1.1ポイント下落した。2期連続でやや悪化したものの、引き続きプラスで推移している。項目別では「人員・人手」が上昇し、「売上高」「営業利益」「資金繰り」が下降。「人員・人手」は7期連続の上昇で、労働力の不足感が一層、増している状況が浮き彫りになった。

 業況DIは、自社の業績が前年同期に比べ「良い」とした割合から「悪い」とした割合を引いた数値。先行きは11.4ポイント下落してマイナス8.1と、さらに悪化してマイナスに転じる見通しとなっている。

 業況DIを業種別に見ると、製造業と卸・小売業で改善した一方、建設業とサービス業で悪化した。製造業は3.2ポイントアップの20.0で2期ぶりの改善。項目別では「売上高」「営業利益」「仕入価格」「資金繰り」で下降したものの、「在庫状況」「人員・人手」が大きく上がった。

 卸・小売業は8.4ポイント上昇のマイナス15.0で、3期ぶりに改善。「仕入価格」で悪化した一方、その他の5項目で改善した。「売上高」と「人員・人手」の値が大幅に上がった。

 建設業は10.4で2.5ポイント下落し、7期ぶりの悪化。「人員・人手」が上昇し、その他は悪化した。サービス業はマイナス6.2で5.2ポイント下落。項目別では「売上高」が横ばいで、「営業利益」が改善し、「資金繰り」は悪化した。

 先行きは、卸・小売業がマイナス13.0と2.0ポイント改善の見込みだが、サービス業は1.0ポイント下落のマイナス7.2と予想。建設業は28.1ポイント下落のマイナス17.7、製造業は17.6ポイント下落の2.4と、それぞれ大幅な悪化を見込んだ。

 地域別では、村山南部、置賜で改善した一方、村山北部、最上、庄内田川、庄内飽海で悪化。先行きは全地域で悪化の見通し。

 冬のボーナスについても調査した。「支給する」とした企業割合は62.4%。前年比5.2ポイント上昇し、6年連続上昇となった。支給額は「さほど変わらない」が最も多く67.2%、「増やす」は26.5%、「減らす」は6.3%だった。支給予定額は全業種平均で27万6千円となり、昨年に比べ1千円減。業種別では建設業が32万2千円と最も高く、卸・小売業が24万8千円と最も低くなった。

 調査は11月1~14日、インターネットを使い、県内の対象企業680社のうち、418社から回答を得た。回答率は61.5%。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

週1回配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2017年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2017年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から