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特A奪還へ、地域ごと出品 県産米「はえぬき」

2017年12月04日 09:42
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 日本穀物検定協会の食味ランキングで、22年連続の特AからAに評価が下がった県産主力品種「はえぬき」について、本年産は県単一の出品ではなく、地域ごとの出品に変更することが3日、JAなど関係者への取材で分かった。特A復活に向けた対応で、県やJA全農山形は「はえぬき」を含め県産米全体のさらなる評価向上につなげる。

 前回の食味ランキングは2016年産を審査し、今年2月23日に結果が公表された。最高ランク特Aの22年連続獲得を売りにしてきた「はえぬき」は、一つ下のAの評価に下がった。食味ランキングは複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準とし、出品された各銘柄を専門家が食べ比べる食味官能試験で格付けする。基準のコメよりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」などとして5段階で評価する。

 本県からは県やJA全農山形などでつくる県産米改良協会連合会が「はえぬき」など4銘柄を出品。前回から、本県のように単一の産地として出品する場合、1銘柄当たり2地区で収穫したコメを混ぜて試食する審査方法に変わった。この方法だと、食味にばらつきが出て、評価が下がることがあるという。

 県単一での出品は、販売戦略での共通イメージづくりや、宣伝で利点があるが、審査方法の変更などもあり、区分なしで出品する産地は減少。同一の都道府県内でも産地を「県南」などと地域区分して出品する産地が増えている。

 県などは本年度当初から「県産米特A獲得プロジェクト」を立ち上げる一方、はえぬきは「特A栽培モデル圃場」を各総合支庁単位に設置。地域特性などに対応した良食味米生産に向けた栽培技術の普及も図ってきた。現在、出品する産地、コメの選定を進めており、県産ブランド米「つや姫」や、デビュー前のため参考品種として出品する「雪若丸」も含めて特A獲得を目指す。

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