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行者菜、1年通して味わえます 長井・栽培技術が進歩

2017年11月10日 20:50
促成栽培した「行者菜」の収穫作業に励む遠藤孝志さん=長井市時庭
促成栽培した「行者菜」の収穫作業に励む遠藤孝志さん=長井市時庭
 雪室を活用して促成栽培した長井市特産「行者菜」の出荷が10日、同市で始まった。栽培技術の進歩によって、年間を通して唯一できなかった11月の収穫が可能となり、通年出荷へ大きく前進した。収穫量がまだ少ないため、生産者は「収量を増やし、県外にも出荷できる体制を整えていきたい」としている。

 行者菜は行者ニンニクとニラを交配させた品種で、栄養価が高い。通年出荷を求める声に応えるため、市内の生産者グループが2014年から、飯豊町の雪室施設で低温保存した株をハウス内の加温した土に植える栽培に挑戦している。技術改良の結果、年末から春先までの冬季間の出荷が可能となり、露地物とハウス物を合わせると11月を除くほぼ1年間、出荷できるようになった。

 今年は空白期の収穫を実現させるため、これまで長くて1カ月だった雪室での保存期間を約10カ月間に延長。10月中旬ごろからハウス内での加温栽培を行い、収穫に結び付けた。生産者の遠藤孝志さん(38)=同市時庭=は「試験的ではあるが11月の収穫に成功した。方法を他の生産者にも提示していきたい」と話す。

 1束(80グラム)120円で、市内の道の駅「川のみなと長井」と市民直売所「おらんだ市場 菜なポート南店」で販売する。11日にTASビルで開かれるながい産業博では、行者菜を使った料理教室も開かれる。問い合わせは遠藤さん0238(84)6445。

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