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酒井忠次のかぶと・面具を再現 名古屋の甲冑師、鶴岡・荘内神社に奉納

2017年10月13日 13:20
荘内神社に奉納した酒井忠次のかぶとと面具の複製品について解説する熱田伸道さん(右)と石原純一宮司=鶴岡市
荘内神社に奉納した酒井忠次のかぶとと面具の複製品について解説する熱田伸道さん(右)と石原純一宮司=鶴岡市
 名古屋市在住の甲冑(かっちゅう)師、熱田伸道さん(69)=本名・小川伸夫=が、庄内藩酒井家の祖で徳川四天王筆頭と称された酒井忠次のかぶとと面具の複製品を、鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)に奉納した。鶴岡市の致道博物館が所有する実物の甲冑(県指定文化財)を基にした精巧な作りで、同神社の創建140年を記念して制作した。同神社宝物殿で一般公開している。

 熱田さんは10年ほど前から鶴岡を訪れ、致道博物館が所有する酒井家2代家次の甲冑の修復や、同市丸岡の天沢寺で発掘された加藤清正の甲冑の復元などを手掛けた。2012年に発足した荘内藩甲冑研究会(会長・石原宮司)の講師を務め、庄内地方での文化継承にも貢献している。

 奉納されたかぶとは鉄板を主素材にした、朱塗りの「十二間筋(じゅうにけんすじ)かぶと」で、鹿角(かづの)の脇立(わきだて)には純金100%の金メッキを施した。安土桃山時代の甲冑に見られる特徴も忠実に再現した。かぶとのつば「眉庇(まびさし)」の形や、面具のわし鼻などに、それが表れている。

 熱田さんは「約1年がかりで制作し、満足のいく出来となった。当時の制作手法にこだわりながらも、現代の素材を活用することで、耐久性に優れた作品に仕上がった」と話した。

 9月28日に同神社で行われた奉納式には、熱田さんと同研究会の会員、荘内神社の関係者など12人が参列。祈とう後、かぶとと面具が披露され、熱田さんが特徴や制作工程などを説明した。石原宮司は「創建140年の節目に、素晴らしい作品を作っていただいた。心温まる奉納に感謝する」と話した。

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