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「山形牛」台湾へ初陣 日本産の輸入解禁、肥育期間短縮が課題

2017年10月13日 11:26
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 日本産牛肉の輸入が解禁された台湾に向け、本県の「山形牛」が初めて輸出される。山形市の県食肉公社で10日に日山畜産(東京都)が競り落とした枝肉で、最高級部位のサーロインとリブロースを冷蔵で空輸。現地の食品展に出品するほか、高級レストランに販売する。

 輸出されるのは、尾花沢市の荻野七郎さん(82)が肥育した牛の肉で、競りに掛けられた425キロの枝肉を、東京都内で精肉店を展開する日山畜産が1キロ当たり2506円で競り落とした。このうちサーロイン27.3キロとリブロース16.1キロを真空パックに入れて冷蔵で空輸する。13日に同公社で台湾向けの輸出検査を行い、成田空港で20日に検疫を受けた後、翌21日に台湾に到着予定。台湾では26日に高雄市で開催される食品展に出品されるほか、同市や台北市の高級レストランに販売されるという。

 台湾では、牛海面状脳症(BSE)に感染した牛が確認され、2001年から日本産の牛肉の輸入が禁止されていた。台湾政府が日本で食肉処理施設を審査した結果、先月から国内29施設で食肉処理をした牛肉の輸出が可能になった。本県では、山形市の同公社と、米沢市の米沢食肉公社が運営する食肉市場2施設が対象となっている。

 県や県食肉公社は県産牛肉の台湾への輸出拡大を図りたいとしているが、BSE対策の一環で輸入の受け入れ基準が月齢30カ月未満と設定されている。本県の肉牛の特徴は、30カ月以上肥育することで、霜降りの入り具合を良くするなど、時間をかけて高い肉質を作り上げている。米沢牛はさらに長く、32カ月以上肥育することを定めている。台湾への輸出拡大を図るには、肥育期間を調整し、良質な肉牛を作る対応などが必要となる。

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