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【映画祭】最高賞監督、喜びや思い語る 家族の困難に焦点/雨傘革命思い共有

2017年10月12日 09:25
作品への思いを語る(左から)アンナ・ザメツカ監督、陳梓桓監督=山形市中央公民館
作品への思いを語る(左から)アンナ・ザメツカ監督、陳梓桓監督=山形市中央公民館
 山形国際ドキュメンタリー映画祭2017のコンペとアジア千波万波の両部門の最高賞をそれぞれ受賞したアンナ・ザメツカ監督と陳梓桓監督が11日、会見し、受賞の喜びや作品への思いを語った。

 コンペ部門大賞の「オラとニコデムの家」は困難な状況を抱えるポーランドの家族を追った作品。14歳の少女オラは離れて暮らす母の代わりに酒飲みの父と自閉症の弟ニコデムの面倒を見ている。ザメツカ監督は「この家族のことを描く権利が私にあるのか迷った」と製作中の葛藤も明かし、「山形映画祭は私にとって最も重要な映画祭だ。素晴らしい作り手の中にその一人としていられたことが名誉。観客の意識が高く、上映後の質問も刺激を受けるものが多かった。作品に新しい光を当ててもらった」と語った。

 アジア千波万波部門最高賞の「乱世備忘―僕らの雨傘運動」は、民主的な選挙を求める香港の学生運動「雨傘革命」を記録した。運動に参加していた学生は有罪となり服役中といい、陳監督は「残念ながら事態は良い方向には向かっていない。そんな中、自分が映画祭を回っていることは少し恥ずかしい」とも。一方で「映画には力があると信じている。社会を良くしようという彼らの情熱が日本や世界の皆さんに共有されることを願っている」と述べた。

 山形の印象について、ザメツカ監督は「言葉がなくても良いエネルギーを感じた。心地よい時間だった」、陳監督は「山寺ツアーに参加し、地元の中学生にガイドをしてもらった。それがご褒美のような楽しい時間だった」と振り返った。

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