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有終の美味、任せたよ 鍋太郎、感謝を込め最後の洗浄・山形

2017年09月14日 11:14
大鍋「鍋太郎」の洗浄に汗を流す参加者たち=山形市・馬見ケ崎川河川敷
大鍋「鍋太郎」の洗浄に汗を流す参加者たち=山形市・馬見ケ崎川河川敷
 山形市で開催される日本一の芋煮会フェスティバル(17日)が間近に迫った13日、本番で使用する大鍋「鍋太郎」の洗浄作業が会場となる馬見ケ崎川河川敷で行われた。2代目鍋太郎は今回で引退する予定で、フェスティバル実行委員会メンバーは最後の晴れ舞台に向け、長年の感謝の気持ちを込めて磨き上げた。

 鍋太郎は直径6メートルで深さ1.65メートル。1988(昭和63)年製造の初代に続き、第4回の1992年から使っている。老朽化していることから3代目にバトンタッチすることが決まった。

 この日は実行委のメンバー約10人が参加した。長靴を履いて中に入り、高圧洗浄機で下洗いをした後、洗剤を使いながら、デッキブラシやたわしで汚れを落とした。2代目の最後の洗浄とあって参加者は気合十分。最後にタオルで丁寧に拭いてきれいにすると満足げな表情をのぞかせた。

 会社役員長瀬真一さん(44)=同市富神台=は「鍋の中はとても大きく、洗っていて楽しかった。次の30年を担う子どもたちに芋煮の味を引き継いでいきたい」と話していた。

 フェスティバル当日は午前8時半から、芋煮引き換え整理券を会場中心部と新設する西端の2カ所で配布し、午前10時から大鍋の芋煮の提供を始める。

 山形商工会議所青年部のメンバーが立ち上げた「日本一の鍋太郎製作プロジェクト」で現在、3代目の製作準備が進められている。岐阜県高山市にある直径6・1メートルの鍋に「国内最大の鍋」の称号を奪われたことから、より大きな鍋にする方針。費用は製作費や諸経費を含めて約4400万円を見込んでいる。2代目の今後は未定となっている。

 山形市は製作を後押しするため、ふるさと納税の仕組みを活用して自治体が行う「ガバメントクラウドファンディング」で全国から寄付を募る準備を進めている。関連事業費を本年度の補正予算案に計上して市議会9月定例会に提出しており、早ければ10月下旬から寄付を募り始める。

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