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11年度県内への観光客1割減

2012年08月22日 20:12
 県が22日発表した2011年度の観光客数調査によると、県内の主要観光地への入り込み者数は延べ3539万9000人で、前年度比で10.2%落ち込んだ。近年はほぼ4000万人超で推移してきた中、2年続け“目安値”を下回り、東日本大震災の影響や東京電力福島第1原発事故に伴う風評被害を色濃く反映した。

 調査は名所・旧跡観光地や温泉観光地など計357カ所を対象にデータを集計した。

 地域別にみると、全域で前年度を下回った。特に村山(1546万7600人)、最上(211万5800人)、置賜(590万8100人)の3地域はそれぞれ11.6%、15.3%、17.2%と、2桁台の減少率だった。一方で庄内地域(1190万7100人)は3.3%減。県内全体では県内客が10.3%、県外客が10.1%、ともに減少した。

 ジャンル別で、前年度実績を上回ったのは「海水浴場」だけだった。65万700人で9.8%増。県内客、県外客とも増加した。県観光交流課は「津波で太平洋側が壊滅的被害を受け日本海側のニーズが高まったことが影響したのでは」と分析。その上で「庄内を訪れる観光客の落ち込みに歯止めをかける要因にもなったようだ」と指摘した。

 また「温泉観光地」は952万6400人で前年度比6.0%減。観光果樹園や美術館などを含めた「その他の観光地」は861万5100人で9.3%、「名所・旧跡観光地」が760万3200人で15.6%、それぞれ減少した。

 月別では、今年3月を除き軒並み前年度より減った。特に昨年4~6月は自粛ムードの広がりで、それぞれ30.4%、23.5%、20.5%落ち込んだ。今年3月は44.8%増だが、前年同時期に震災が発生しており反動増となった。

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