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飛島診療所で遠隔診療の公開実演

2012年08月22日 19:27
市の担当者がハンディカメラやテレビモニターを使った遠隔診療の実演を行った=酒田市飛島診療所
市の担当者がハンディカメラやテレビモニターを使った遠隔診療の実演を行った=酒田市飛島診療所
 酒田市飛島診療所で22日、テレビ電話を使った遠隔診療の島民向け公開実演が行われた。診療所と市立八幡病院をテレビ電話でつないで島民と市の担当者が通話し、音声や画像の通信状況を確認した。市は今後、医師や看護師の研修を行い、9月上旬には急患対応を開始する予定。

 飛島は4月から常駐医が不在となり、市の要請を受けた日本海総合病院(同市)の医師が週末出張診療を行っている。遠隔診療は急患の他、冬期間(11~3月)に医師の出張に代わる定期診療として同病院と八幡病院の医師チームが実施する。

 この日、診療所に集まったのは島民ら4人。市の担当者がカメラとマイクが付いたテレビモニター、血圧や脈拍などを計測しリアルタイムでデータを送信する生体情報モニター、ハンディーカメラの使い方を実演。島民は病院で待機していた市職員と通話し、画像の解像度なども確かめた。

 中村地区に住む佐藤勝一飛島コミュニティ振興会長(76)は「きれいに映って声もよく聞こえ、対面で話すのと同じように感じた。テレビ電話を通せば専門的な医師に診てもらえるので安心だ」。診療所に常勤する看護師の斎藤あさ子さん(63)と阿部のり子さん(61)は「傷口や発疹など言葉で伝えにくい症状を医師に見てもらえるので助かる。でも心音を聞いたり、観察など自分たちにできることはデジタルに頼らないで、これまでと変わらずにしていく」と話していた。

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