県内ニュース芸工大・栖藤ナオさん、近く漫画家デビュー 「金のティアラ大賞」で銅賞
2012年08月09日 12:00
「読者に共感してもらえるような作品を描いていきたい」と語る栖藤ナオさん=山形市
金のティアラ大賞は、同社の「りぼん」「クッキー」など7つの漫画誌による合同賞。審査員には「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で知られる秋本治さんや「ポーの一族」の萩尾望都さんらが名を連ねる。5年目のことしは応募総数293編。金賞は該当作品なしとなったが、銀賞1点、銅賞5点、特別賞6点が選ばれた。 大学で洋画を専攻している栖藤さんは、2度目の応募で受賞を果たした。受賞作「理科室のたろうくん」は、女子高校生の里沙と、幽霊の「たろうくん」が登場する物語。審査員からは「細かなエピソードにも共感しやすかった」「キャラクターがかわいくて好感がもてる」「さわやかで、読後感が良い」などと高い評価を受けた。「銀賞を狙っていただけに残念な気持ちもあったが、やはりデビューが決まったとなるとうれしい」と喜びを語る。 日常の何げない出来事を漫画として表現するのを得意としている栖藤さん。日ごろから、テレビや映画などで心に残った言葉や、自分が感じたことなどを書き留めているという。「どんなことでも経験することが、漫画を描くにも大事なんだと感じる。自分の伝えたい思いをテーマにしていきたい」と語るとともに「まずは今後も作品が雑誌に載るのを目標にしたい」と力強く語った。栖藤さんの受賞作は、24日発売の「ザ マーガレット」10月号に掲載される。
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