県内ニュース【モンテ】前半戦終了・収穫と課題(中) 新戦力が活躍
2012年06月27日 09:10
FKのチャンスで、ゴールへのイメージを共有するDF石川竜也(左)とMF宮阪政樹。宮阪は直接FKだけで5点を挙げている=天童市・NDソフトスタジアム山形、6月2日の鳥取戦
新たな強みはセットプレー。昨季までセットプレーで主にキッカーを務めたDF石川竜也の左足に、宮阪の右足が加わったことで選択肢が増した。総得点32のうち、半分の16点がFKやCKから生まれている。「練習した分だけ、結果に直結する要素が大きい」と奥野僚右監督。日々のトレーニングで徹底し、直接だけではなくターゲットを狙ったヘディングなどで連係を強めている。 宮阪は直接FKだけで5点をマーク。新人離れした勝負勘と正確なキックが、チームの窮地を幾度も救った。第17節鳥取戦(6月2日)では直接FKで2ゴール。存在感を強烈に示した。「点が取れるボランチを意識して戦ってきた」と前半戦を振り返った宮阪。攻守の要としてボール回しに安定感を加え、両サイドにパスを散らす起点にもなっている。石川が「キックの感覚がいい」と認めるFKについて宮阪は「タツさん(石川)のプラスアルファとして、相手の守備を惑わすことができていると思う」とする。 中島は宮阪と並んでチーム最多の6得点。当たり負けしない強靱(きょうじん)さと、最終ラインの裏に抜け出すスピードは、昨季までにはなかったアクセントだ。押し込まれる時間帯では、自陣まで下がって守備をするなど献身的な姿勢も目立つ。中島は3トップの距離感を保ちながらスペースを埋め、「得点力をアップさせるため、もっとチャンスを生かしていきたい」と語る。 中央でのロングボールに対応する万代はポストプレーを重視。ターゲット役として、中島やFW山崎雅人にボールを落とすだけではなく、自身も4得点と決定力をアピールしている。 攻撃性を打ち出す中で、個性を発揮する新戦力。山形一筋プロ11年目のMF秋葉勝は「とても大きな力になっている」とし、加入4年目のDF西河翔吾も「昨季と比べ多くのチャンスをつくることができている」とその効果の大きさを強調した。(報道部・佐藤裕樹)
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