県内ニュース猛暑続くもプール終了 条例や採算性など“壁”に
2010年09月03日 21:24
営業期間の延長を求める利用者の声は例年になく多いものの、条例などの制約もあり、8月29日で予定通り営業を終了した屋外プール=山形市落合町の市総合スポーツセンター
最高気温が33.5度と20日連続の真夏日を記録した3日の山形市。同市小白川町にある馬見ケ崎プール「ジャバ」屋外プールの営業は5日までだが、2歳の孫を連れて来ていた同市岩波の無職男性(61)は「プールに来るのは今シーズン5回目。暑いうちは続けてほしいね」。同市荒楯町の無職女性(61)も「今年みたいに暑かったら1週間ぐらい延長してもいいのでは」と期待する。 しかしジャバ管理事務所は「(屋外プールの)営業期間は条例で7月第1週から9月第1週までと決まっている。監視員との雇用契約もあり、そう簡単に延長はできない」と語る。 山形市落合町の同市総合スポーツセンター屋外プールは8月29日で今季の営業を終えた。業務委託先の担当者は「今年は例年になく『まだ営業してますか』との問い合わせが多い」と話す。ただ「真夏のような気温が続くので、利用者のニーズに応えるのがベストだとは思うが、営業期間は条例で定められていて、延長するにも申請などが必要。スピーディーな対応は難しい」と内情を語る。 一方、指定管理者が運営する天童市山王の県総合運動公園屋外プールは、8月22日に営業を終了した。今季の来場者は昨年より約7200人多い約2万8400人。もっと増える可能性もあったが、延長はしなかった。担当者は「主な利用者は小中学生。夏休みが終わるとあまり来なくなる」。プールの管理や監視員確保など、営業を延長すれば経費もかさむため、「それをまかなえるだけの利用者が確保できるか予測できないと…」と話していた。
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