県内ニュース庄内町久田地区が開村450年 看板設置や植樹で祝う
2010年09月02日 11:10
開村450年を記念して設置された看板=庄内町久田
旧余目町の町史などによると、室町時代後期の1560(永禄3)年に門田村(現・酒田市門田)から数人が移住し、久田集落を開村したとされている。その後、上杉氏、最上氏、庄内藩などの領地になった。酒田市の新堀地区に隣接し、21世帯、約100人が住んでいる。昔から災害が少ない地区で、無火災が300年以上続いたとして1984(昭和59)年には県から表彰された。 地域住民が安心して生活できる環境をつくってくれた先人に感謝し、地区の歴史を後世に伝えようと、自治会長の冨樫敬一郎さん(57)らを中心に実行委員会を組織。地区名と「開村450年」と書いた看板を設置する準備などを進めてきた。 8月14日、開村当時から存在していたとされる真秀寺で記念式典が行われ、住民約50人が出席。記念看板の除幕のほか、町の木「ツバキ」を植樹したり、集合写真を撮影した。毎年恒例の夏まつりを併せて開催し、地域住民が酒を飲みながら会話を弾ませた。 450年祭を終えて冨樫さんは「ちょうどお盆の時期ということもあり、先人に感謝の気持ちを伝え、元気な住民たちの姿を見せることができた。小さな集落ではあるが、これからも末永く続くようにしていきたい」と話していた。
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