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モンテ本拠地の芝生が悪化 猛暑影響、張り替え対応も…

2010年09月02日 08:40
長雨と猛暑で“ダウン”したNDソフトスタジアム山形の芝生。部分張り替えを繰り返し、徐々に回復している=天童市、7月26日
長雨と猛暑で“ダウン”したNDソフトスタジアム山形の芝生。部分張り替えを繰り返し、徐々に回復している=天童市、7月26日
 サッカーJ1・モンテディオ山形の本拠地「NDソフトスタジアム山形」(天童市)の芝生が長雨と高温の影響で悪化し、関係者が改善へ試行錯誤を重ねている。部分張り替えなどで一時の最悪の状況からは脱したものの、記録的猛暑は9月に入っても収まる気配がなく、しばらくは“我慢の夏”が続きそうだ。

 スタジアムがある県総合運動公園の指定管理者「やまがたスポーツパーク」によると、悪化が始まったのは7月中旬。「例年の200%を超える降水量と気温の上昇」(門間次男施設管理部長)で、グラウンド地下の排水槽から水が抜けきる前に気温が上がってしまい、芝生の根が焼けて枯れ死したという。これにより本来は緑色のピッチが、部分的に茶色に変化する事態となった。

 練習場となる運動公園内の第3運動広場の被害は少なく、通常のトレーニングに支障はない。一方の競技場は1992年のべにばな国体用に整備された施設。当時はサッカーなど球技の常時開催は想定していなかったため、基本的には陸上競技向けで、近年完成した第3運動広場のように保水と排水性を重視した構造でないことも、悪化を招く一因となった。

 モンテディオ山形の試合開催に最も影響を与えたのが7月28日の川崎戦。報道陣に配られる試合の公式記録中、芝生状態は「不良」と記載された。場所によって芝生の密度が異なるため、ゴロでつないだパスが不規則にバウンド。足元の踏ん張りが効かないなど影響は大きかった。やまがたスポーツパークはチーム側と相談した上で、これまで2回、部分張り替えを実施。川崎戦後に行われた3試合では「良芝」と表記されるまで回復しているが、対戦相手の監督が「思ったより芝生の状態が悪かった」と口をそろえるなど、完ぺきの状態からは程遠い。

 また張り替え作業と並行し種まきも行ってきたが、猛暑が続き思うように発芽しなかった。例年も夏場は芝生が枯れやすい状況になるというが、お盆を過ぎれば暑さが和らいでいたため、「今回のケースは初めて。天候には勝てない」と門間施設管理部長。

 今後は3回目の部分張り替えを行って、痛みが激しいグラウンド中央部分の改善を図る方針。来年以降の同様の事態を防ぐため、芝生に穴を空けて排水を促進させるなど新たな改善作業も進めていく。
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