県内ニュース酒田ラーメンのブランド化「考え隊」 慶大生ら発足、全国にPR
2010年08月31日 11:51
商品開発への思いを語る「みんなの酒田ラーメン考え隊」の慶応大生=酒田市・さかた街なかキャンパス
隊長の慶応大大学院政策・メディア研究科1年の本間裕二さん(24)は昨年9月、フィールドワークの一環で酒田市を訪れた。4日間で19店を食べ歩き、店主からの聞き取り調査で「全体的なレベルは高いが、情報発信が不足している」と分析。「多くの住民を巻き込んで、地域資源としての酒田ラーメンを全国に発信したい」との思いを強め、「酒田のラーメンおもしろチャリマップ」を作製した。 本間さんの呼び掛けに賛同した酒田市出身で同科1年の中山太護さん(23)が副隊長となり、学生有志4人が隊員として参加。東北公益文科大の学生もメンバーに加わった。 店主や市民の意見を取り入れながら「酒田ワンタンメン」の試作品を年内に完成させる予定。プロが住民にラーメン作りを教える「ラーメンアカデミー」の開催や、酒田ラーメンを応援する人がインターネット上で交流するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の運用も計画している。全国的な知名度アップへ向けて「B−1グランプリ」での優勝を目指す。 たすきを掛けた隊員たちは23日朝、日和山公園で「出陣の儀」を行い、営業活動に出発。市の観光用自転車に乗り、4日間で23店を回った。店主に商品開発や販売への協力をお願いしたところ、18店から「商品を店で販売してもよい」と了承を得た。 25日夜にさかた街なかキャンパスで報告会を開き、慶応大の隊員4人が成果を発表。「自転車で走っていると住民が声を掛けてきた。酒田ラーメンに関心を持っていることを伝えると喜んでくれた」「店主からアドバイスを聞くことができてよかった」などと話した。
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