県内ニュース長井市、TASビルの土地取得へ 商議所の負担軽減図る
2010年08月26日 11:36
長井市が土地を取得することになったTASビル=同市館町北
同市商工観光課と同商議所によると、TASビルは鉄筋コンクリート9階建てで、1988(昭和63)年にグランドオープン。当初は土地を市内の企業グループが、建物は同商議所、財団法人置賜地域地場産業振興センター、県信用保証協会、財団法人若者定住促進センターが所有していた。しかし土地所有企業が倒産、若者定住促進センターも精算されたため、同商議所が2001年に7億円を借り入れして、土地とビル内のホテルやアスレチックジム、プールなどを買い取った。 借入金は2015年までの15年で完済する計画だったが、経済情勢の変化などで返済が進まず、09年度末の残高は5億1900万円。期限内の返済は困難になった。このため同商議所はことし7月、市に土地購入を打診。市はビルが果たしている地域経済への影響を重視し、かつて同商議所に土地やホテルの買い取りを依頼した経緯もあって、これに応じることにした。財源には09年度予算の繰越金などを充てる。 土地を市が購入した場合、同商議所の借入金残高は2億4100万円になる。それでも15年までの返済は困難が予想されるため、同商議所は市議会の議決後、10〜15年の返済期限の延長を銀行などに働き掛けたい、としている。
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