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県内高卒未就職、101人中34人を雇用 5月末現在、県の支援策など奏功
2010年07月20日 10:03
今春高校を卒業した就職希望者で未就職だった101人のうち、5月末現在で34人が就職したことが、県教育委員会の調査で分かった。県による支援事業に加え関係機関との連携強化が卒業後の早期就職に結び付いた形。ただ、就職が決まったのは全体の3分の1にすぎず、県などは引き続き早期就職に向けたサポートに力を入れていく方針だ。
県は本年度、新たな高卒未就職者の支援策として、就労研修型雇用事業を展開。県の委託を受けた事業所が高卒未就職者を6カ月以内で臨時的に雇用し、採用された人はその期間、働きながら就職活動する取り組みだ。利用者は県若者就職支援センターなどでの研修にも参加し、自己研さんに励んでいる。
さらに県は、国のトライアル雇用制度を通じて未就職者を正規採用した企業に対し、最大12万円の奨励金を支給する制度も創設。トライアルが終了する今後の活用が見込まれている。県雇用対策課は「出発点は有期雇用だが、支援事業を通じて正規雇用につながれば」と期待する。
県や学校、各公共職業安定所などは連携を強め、情報共有や求人開拓による卒業生と企業のマッチングを進めている。県教委によると、昨春の高卒未就職者は122人で、そのうち37人が出身校などからの支援を受けて昨年10月末までに職に就いた。今春の高卒未就職者の早期就職は、連携強化に加え県の支援事業の効果もあり、昨春よりも順調に推移している。ただ、学校側の支援も現役生徒の就職活動が本格化すると手が回らなくなる場合が多いという。
県若者就職支援センターは、若年者の未就職期間が長引くことによるフリーター化を懸念する。同センターは主に20〜30代の就職活動をサポートしているが、相談員は「企業側の審査基準が厳格化し、書類の書き方なども重要になっている」と指摘し、キャリアカウンセリングのほか書類の書き方など実践的な就職支援に力を入れている。
ただ高校を卒業したばかりの若者は、20〜30代に比べ同センターの利用頻度が低いことから、学校や公共職業安定所などと連携を図りながら利用を促し、早期就職をサポートしていく考えだ。
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