県内ニュース真室川の食、まるごと網羅 町が料理本を発刊
2010年05月10日 09:17
真室川町の食文化をまるごと紹介している郷土料理本「あがらしゃれ真室川」
サブタイトルの「娘に伝えたい郷土食」をテーマに、母から娘へと継承されてきた味と技をまとめた。同協議会は設立30周年の節目に、これまでの活動を形にしようと、50〜60代を中心としたメンバーが料理本の編集に全面協力。町産の旬の食材を使おうと、2009年度に1年間かけて季節ごとに料理を作った。 えりすぐりの料理は、春がフキノトウを使った「ばっけ味噌(みそ)」、夏はミズの葉を手でねじりながらちぎって入れた「もんぎりみず汁」、秋は特産・原木ナメコの「なめこ汁」、冬は伝承野菜の「最上かぶの一本漬け」など。作り方に加え、こつや応用が分かる一口メモも添えた。 「食の段取り」のコーナーでは自家製みその仕込みや梅干しの作り方、乾物の保存法や塩蔵のやり方などを解説。「達人の技」ではあく抜きや豆腐の切り方などの“裏技”も教えてくれる。 町が取り組んでいる「真室川ブランド」の認定品も紹介し、コメやタラノメなど自慢の特産物、甚五右ヱ門芋や雪割菜など多彩な伝承野菜をアピールしている。資料編では年中行事で食べる料理や作法、料理で使われる地元の方言辞典も盛り込んだ。 掲載できなかったアイデア料理の数々はホームページで紹介し、巻末のQRコードを携帯電話で読み込むだけで簡単に閲覧できるようにした。ホームページの内容は今後も充実させていく。 オールカラー150ページで1260円。町役場や丸井八文字屋、ゆめりあなどで販売。問い合わせは町産業課0233(62)2111。
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