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高速道路新料金、本県への影響は? 隣県では値上げ、遠方ぐっとお得

2010年04月17日 16:31
 国土交通省が新たに打ち出した高速道路の料金制度。普通車の場合、一部の区間を除いて上限を2000円とし、今年6月からこの制度がスタートする予定だ。昨年3月に始まった自動料金収受システム(ETC)利用者に限り、土日祝日の料金を上限1000円とした制度は廃止となる。本県にはどのような影響があるだろうか。内陸側は山形北インターチェンジ(IC)、庄内側は酒田ICを起点にし、仙台市内、首都圏を目的地としてシミュレーションしてみた。土日祝日で比較すると、仙台市内に行く場合、ETC利用者にとっては750〜850円の値上げとなる。

 山形北ICを出発し、目的地を仙台市の中心部とした場合、仙台宮城ICで高速を降りると6月以降は料金が1750円となる。現在は土日祝日にETCを利用すると900円で済むためETC利用者には850円の値上げとなる。

 酒田IC出発の場合、6月からは山形北IC出発と同じ1750円となる。通常料金は3850円だが、上限2000円の新料金制度と併せて、山形自動車道の山形北IC−関沢IC間を除く全区間が、来年3月末まで無料となることから、庄内側の各ICから利用したとしても、料金は山形北IC出発と同じとなる。来年4月からは通常料金に戻る予定のため、酒田IC−仙台宮城IC間は1750円から2000円に値上がりする見通し。

 首都圏まで出掛ける場合はどうだろうか。目的地は東京ディズニーランド。利用する区間は山形北IC−浦安IC(首都高速道路)。首都高は上限2000円の対象区間とはならないため、新制度スタート当初は、山形北IC−川口ジャンクション間の2000円に首都高の定額料金(700円)が加算され、計2700円となる。酒田ICからの料金も同じだ。

 現在、土日祝日にETCを利用した人の料金は2200〜2400円。新制度になると若干、値上がりとなるが、土日祝日に限定されている現在の制度と比べ、新制度は平日にも適用となるため、遠くに行くドライバーにとっては、より利用しやすくなりそうだ。

 新制度が始まるとETCを使っていない人にとっては、山形北ICからの利用で5750円、酒田ICからの利用で7500円それぞれ安くなる。

【高速道路新料金制度】 休日上限1000円などの現行の割引制度を見直し、曜日に関係なく上限料金を軽自動車1000円、普通車2000円、中・大型車5000円、特大車1万円とする。6月中に開始。燃費が1リットル当たり20キロ以上の燃費性能が高いエコカーは軽自動車と同料金とする「エコカー割引」も始めるが、7月以降になる見通し。現行の割引制度はETC搭載車に限られていたが、新制度は大半の車両が割引対象となる。
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