県内ニュース山形大史上最高齢の学生、佐藤さんが会見 「幅広い教養身に付けて」
2010年03月21日 11:06
タカラの大ヒット商品「だっこちゃん」人形を手に笑顔を見せる佐藤安太さん=米沢市・山形大工学部
自身の経営理論や人材育成論を体系化しようと、2007年4月に山大の門をたたいた。グローバル社会で活躍できる人材育成論の確立に主眼を置き、研究成果を学位論文「創造性伝承のための思考技術に関する考察」にまとめ、21日の学位記授与式で工学博士号を受ける。 4月には佐藤さんの理論を基にした講義も始まることになり、会見で佐藤さんは「学生に自分の理論を伝えることができることになり、うれしい限り」と喜んだ。後進の学生たちには「技術ばかりではなく、幅広い教養を身に付けてほしい」と言い、仕事が一段落した人に向けて「自分のように大学に再入学して能力を磨き直すことを勧めたい」と呼び掛けた。 福島県出身の佐藤さんは、米沢高等工業学校(現山形大工学部)を卒業後、東京でタカラの前身となる佐藤ビニール工業所を設立。数々のヒット商品を生み出した。02年2月に社業を退き、現在、NPO法人ライフマネジメントセンター理事長を務める。
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