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県職員の異動を内示 企業管理者に高橋氏、総務部長は中村氏

2010年03月19日 16:22
 県は19日、2010年度に向けた人事異動を内示した。特別職の企業管理者に高橋邦芳議会事務局長が就任。総務部長は中村稔文化環境部長が就き、ともに新設の戦略調整監に森谷裕一農林水産部長、生活環境部長に佐藤和志商工労働観光部長が起用された。知事部局の異動総数は1823人で、09年度比で90人の増。このうち昇任者は40人増の423人。発令は4月1日。

 細谷知行企業管理者が退任し、総務省復帰が確実視される藤田穣総務部長が退職。このほか部長級で長谷川俊一教育庁理事が定年を迎え、結城博史健康福祉部長、阿部憲明最上総合支庁長、高橋議会事務局長、正木徹人事委員会事務局長の4人が個別勧奨を受けてそれぞれ退職する。

 今回の異動は、この6人の後任を軸に幹部配置が検討されたほか、実質的に10年度スタートの第3次県総合発展計画の短期アクションプランに掲げた▽医療・福祉・子育て支援などの充実▽地域産業の振興・活性化▽農林水産業の再生▽教育・人づくりの充実▽県土環境の保全・創造・活用−を強力に推進するための大幅な部局改編と幹部配置を行った。

 企業管理者に議会事務局長で退職する高橋氏、総務部長には財務省出身の中村氏が就任。総務部内に新設された部長級ポストで、部局横断的な課題に対応する戦略調整監には森谷氏が起用された。部局改編で県民生活の安全・安心に関する幅広い分野を所管する生活環境部が新設され、初代部長の佐藤氏は危機管理監を兼務する。

 総務省との新たな人事交流で健康福祉部長は同省の望月明雄氏、商工観光部長は次長級からの昇任人事で広瀬渉文化環境部次長、農林水産部長には斎藤亮一庄内総合支庁長が起用された。

 鏡京子子育て推進部長、鹿野正人県土整備部長、土海安雄会計管理者兼会計局長は、それぞれ組織の改編で部局の名称が変わったが、事業の継続性を重視する観点などから事実上の留任。

 県内4地域の総合支庁長は菅野滋村山総合支庁長が2年目を迎えるほかは新任で、最上が技術職の小松喜巳男村山総合支庁建設部長、置賜が安達正司総務部総合政策室長、庄内が会田稔夫危機管理監。地元採用で技術職の部長級登用は2年ぶり。

 部長級ではこのほか、議会事務局長に三浦秋夫置賜総合支庁長が入り、人事委員会事務局長に松田洋一議会事務局次長、教育庁理事兼教育次長に佐々木隆仁病院事業局長がそれぞれ次長級から昇任して就く。

 次長級の主な異動では、部局改編で部内3局長ポストが新設され、新総合発展計画の進行を管理する総務部総合政策局長は秋葉秀出男秘書広報課長、県民の暮らし全般にかかわる生活環境部危機管理・くらし安心局長は横沢正昭村山総合支庁産業経済部長、国内外との交流推進を図る商工観光部観光交流局長は村上賢一農林水産部次長が務める。

 このほか、女性唯一の次長級の大泉享子危機管理室長は生活環境部次長。農林水産業を起点とする年間産出額3000億円の達成という高い目標を掲げる農林水産部で、次長に若松正俊人事課長、部付参事に藤原茂樹工業振興課長を配した。

 知事部局の部長級昇任は3人、次長級昇任は18人、課長級昇任は80人。女性の役付け職員(係長級以上)は28人増えて576人となった。
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