県内ニュース「庄内林業研」が全国表彰 地道に荒廃林減らす活動
2010年03月15日 12:01
記念の表彰状と盾を手に、受賞の喜びを語る庄内林業研究会の菅原勝会長=三川町
同研究会は2007年3月に発足した。荒れている山林の所有者の林業への関心を高め、有効活用につなげてもらうことが目的。現在は県林業士会庄内支部のメンバーら19人が加盟している。毎年、山菜やキノコ栽培の研修会、勉強会を開催。山林整備の方法が分からないという所有者に個別指導を行う「休日林家支援事業」、適正に管理、運営されている山林を認定する「優良林分認証」などさまざまな活動を展開している。 コンクールは、全国林業研究グループ連絡協議会(東京都)が開催。全国を6ブロックに分け、各ブロックの最優秀団体が大臣賞、長官賞を決める全国大会の発表に進み、優秀団体が全国林業改良普及協会長賞に選ばれる。同研究会は、県内6団体の代表として昨年9月の北海道・東北ブロック大会で、積極的な取り組みが評価され、優秀賞となった。 同研究会の活動の輪は広がりをみせている。休日林家支援事業で指導を受けた人がその後、自分で所有林の手入れを行ったり、研修会をきっかけに山林でコシアブラやワラビの栽培に挑戦し、販売につなげる人も出ているという。菅原会長は「所有者たちに自分の山林に関心を持ってもらい、実際に足を運んでもらうことが第一」と強調。「山菜やキノコの栽培などに有効活用しながら整備を進めてほしい」と思いを語っている。 全国大会・表彰式は今月3、4日、東京都内で行われた。
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