県内ニュース米粉利用拡大へ可能性探る 米沢で推進フォーラム
2010年03月09日 21:29
講演する高橋仙一郎氏=米沢市・東京第一ホテル米沢
県置賜総合支庁と置賜地域プラットフォーム協議会が主催。米粉製品の開発、販売を希望する食品加工業者や製粉業者、行政関係者など約100人が参加した。 米粉ブームの火付け役の一人で、協同組合米(まい)ワールド21普及協議会(新潟市)の高橋仙一郎専務理事が「いま、注目の“米粉”、これからの可能性を探る」のテーマで基調講演し、米粉利用の最前線の話題や今後の動向などを紹介した。 政府は食料自給率のアップやコメ政策の見直しの一環として、小麦の代わりに使用できる米粉の原料米などについては「新規需要米」と定め、生産調整の数量目標の枠外として取り扱うなどの政策に転じている。また、近年は小麦の代用となる米粉の製粉技術が開発され、米粉だけでパンや各種めん類が作られるようになった。 高橋専務理事は講演で「かつて米粉でパンが焼けるという情報だけが独り歩きし、上新粉でパンを焼いて評判を落としたことがあった。だが、現在は二段階製粉や酵素処理製粉などの技術開発により、小麦粉と遜色(そんしょく)のない米粉ができ、使い勝手も向上している」と紹介。政策的な援助などによって小麦に近い価格で米粉が提供できるようになれば「外食産業やパン工場、製めん業などでも十分に受け入れられる」と語った。
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