県内ニュース湯野浜上区公衆浴場の設計まとまる 7月オープン、日本海眺めゆったり
2010年03月09日 14:08
新築される湯野浜上区公衆浴場の完成予想図
同浴場は下区公衆浴場とともに湯野浜地区にある公衆浴場の一つ。大人90円、小学生以下50円という料金の安さもあり、地元住民はもちろん、海水浴客からも人気があった。従来の建物は1958(昭和33)年に完成。円柱形の形が目を引く外観で、1階が浴場、2階部分は展望広場として利用されていた。 2008年度の利用者数は約5万5000人。老朽化が進んだことや市内各地に大型温泉施設がオープンしたことなどから、15年ほど前と比べると年間利用者数は3万人近くも減少しており、上区、下区公衆浴場を合わせると、管理経費から入浴料金収入を差し引いた実質的な赤字は年間約1000万円となっていた。 新浴場はこれまでの建物を解体後に建築。鉄筋コンクリート造り平屋約155平方メートル。浴場は海側に大きな窓を設け、日本海を望みながら温泉にゆったりと漬かることができる。建て替え前と同様にシャワーは設置しないが、源泉が出る蛇口を男湯、女湯とも三つずつ設ける。これまではなかった駐車スペースも3台分確保し、地区外からの利用者に配慮した。総事業費は約7900万円。 オープンに合わせて料金改定を行い、市は開会中の市議会3月定例会に上区公衆浴場の入浴料の上限額を200円とする湯野浜公衆浴場設置管理条例の一部改正を提案しており、これを基に同公衆浴場の指定管理者である湯野浜地区自治会が新料金を決める。営業時間はこれまで午前6時〜7時と午前10時〜午後10時半としていたが、経営改善の観点から営業終了時間を午後9時半に繰り上げる。 市は09年度、上区、下区公衆浴場の委託料として湯野浜地区自治会に978万円を支払っている。10年度は下区公衆浴場がある湯野浜振興センターコスパの光熱水費などとして600万円を拠出。上区公衆浴場の運営はすべて入浴料による収入で賄ってもらう考えだ。
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