県内ニュース日本三大つるし飾りサミット 酒田で活発に意見交換
2010年03月06日 21:05
つるし飾りの「三大地域」が連携し、国内外に情報発信することを誓ったサミット=酒田市・ホテルサンルート酒田
日本三大つるし飾りは、酒田市の「傘福(かさふく)」、静岡県東伊豆町稲取の「雛のつるし飾り」、福岡県柳川市の「さげもん」。いずれの地域も女性たちが中心となり、伝統あるつるし飾りを観光の柱として活用し、次世代に継承している。酒田でサミットが開催されるのは初めてで、3地域の関係者や市民ら約400人が参加した。 各地域の活動発表では、本間美術館の高瀬靖顧問が傘福の歴史について解説した。稲取温泉の「雛のつるし飾りまつり」、柳川の「さげもんめぐり」なども紹介された。 伊藤真知子東北公益文科大副学長をコーディネーターに、パネルディスカッションも行われた。各地域の代表らは今後の観光戦略や地域活性化への取り組みについて、「国内外での観光地間の競争が激化している。おもてなしの心、本物志向、物語性を重視する必要がある」「つるし飾りを通じ、子どもたちに日本の文化や心を伝えたい」などと語った。「3地域が共同して海外で情報発信したい」「雛の時期に限らず、端午の節句や重陽の節句につるし飾りがあってもいいのではないか」との提案も出された。 最後に「貴重な観光資源としての価値を高め、さらなる地域振興に生かしていく」などとする共同宣言を採択した。会場には、3地域それぞれのつるし飾りと酒田商工会議所女性会などが制作した「紅花傘福」が展示された。
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