県内ニュース「宮内高校人脈物語」の冊子刊行 南陽の結城さんが本紙に連載
2008年06月07日 14:57
山形新聞夕刊に連載された「翠松の丘―宮内高校人脈物語」の全51編を収録した冊子
「翠松の丘」は、旧宮内高(南陽市)の歴史や人脈を掘り起こす企画として07年1月から12月までの毎週火曜日、本紙夕刊に連載された。 宮内高OBの結城さんは同校の埋もれた歴史を掘り起こすために綿密な取材を展開。蔵王の樹氷を世界に紹介したとされるアーノルド・ファンク監督(ドイツ)の映画「蔵王−白銀の乱舞」に宮内女学校の体育教師押木トミさんが出演したという話を手掛かりに、同作品が未完成だった事実を突き止めた。さらに樹氷を世界に知らしめた真の映画は、山岳カメラマン塚本閤治(こうじ)監督の作品「Mt.Zao(蔵王山、1935年)」だったことを連載で明らかにした。 ほかに料理研究家として活躍した遠藤きよ子さん、横浜地検検事正となった本間逹三さんら各界で優れた業績を残した宮内高卒業生の生涯と、1955(昭和30)年に南陽市−神奈川県川崎市間で行われた400キロ徒歩就職実習など宮内高のさまざまなエピソードを深く掘り下げた。 冊子はA4判58ページで、200部を製作。連載51編のコピーと紙面で紹介できなかった写真22枚、連載に登場した人名索引などを収録した。発行人は連載でも紹介された宮内高出身の税理士山口久止さん(東京)。 結城さんは「今回の連載ほど力を入れて書いたものはなく、やりがいのある仕事だった」と振り返っている。 冊子は関係者に配布したほか、南陽市の書店三和と佐野書店で販売している。一部1000円。
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