県内ニュース五輪出場決め「心底うれしい」 フェンシングの原田選手が抱負
2008年05月01日 20:17
北京五輪出場を決め、喜びを語る原田めぐみ(県体育協会)=山形市・山形メディアタワー
原田は4月23日、上位2選手に出場権が与えられる北京五輪アジア・オセアニア地区最終予選(タイ)で、準決勝を15−7で快勝し、2大会連続の出場を決定。決勝も制した。アジア選手権を終えた同29日に帰国、翌30日夜に本県に戻った。 1日、所属する県体協に成績を報告し、山形市の県スポーツ会館で記者会見。県庁で日野雅夫副知事を表敬訪問後、山形メディアタワーで黒沢洋介山形新聞社長や園部稔山形放送社長らと懇談した。以下は一問一答。 −五輪出場を手にした今の気持ちは。 「ほっとしている。出場権を取ったと報告できることが心底うれしい。(左ひざの)靱帯(じんたい)を切った時は、終わってもいいと思ったこともあったが、多くの人に支えられていると気付いて立ち直り、ここまでやれた。(世界ランキングで決まった)アテネより、今回は自分でつかんだ実感があって気持ちいい。五輪で自分のフェンシングを見て下さい、と堂々と言える気がする」
アジア・オセアニア地区最終予選で北京五輪の出場を決め、両手を上げて喜ぶ原田めぐみ=4月23日、タイ・バンコク(日本フェンシング協会撮影)
「けがで落ち込んだ時、父から『慢心せず、謙虚さと感謝の気持ちを持って生活するのが大事』と教えられ、この大会でもそう考えて精神の安定を保った。やはり準決勝での試合がポイントで、支えてくれた人々のためと覚悟を決めて臨んだ。勝った瞬間、感動でぞくぞくした」 −県体協所属では初の五輪選手となるが。 「体協から大会前日に寄せ書きがホテルに届けられた。『120万の県民のために』とも書いてあり、部屋に張って『頑張ろう』と誓った。今後、カヌーの種目でも最終予選があり、その先駆けになれたと思う」 −3カ月後の五輪をどう迎えるか。 「技の修正点は尽きないが、今ある課題を克服し、しっかりした体をつくっておく。粘り強さが自分のスタイルなので、試合では最後の1秒まであきらめずにやる。強豪選手にはラスト1本の勝負に持ち込んで勝つ確率を上げ、アテネの28位を上回りたい」
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