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最上川200キロを歩く〜小学校探検リレー
第10週 立谷沢川合流点―庄内橋(庄内) 京田小(鶴岡)
暑くても元気な足取り
「逃げ水」が現れた最上川堤防のアスファルト道路。うだるような暑さの中、京田小4年生は頑張ってゴールを目指した=酒田市
「最上川200キロを歩く」は9日、いよいよ終盤の第10週を迎えた。本格的な夏の到来を感じさせる強い日差しの中、鶴岡市立京田小の4年生21人が立谷沢川合流点−庄内橋の区間を元気に歩行。さみだれ大堰(ぜき)のフィッシュギャラリーでは、魚が川の中を泳ぐ様子を観察。「いた!いた!」「でっかい」と歓声を上げ、目を丸くしながら魚の姿を追っていた。川沿いでは、ヒラタカゲロウなど水生生物から川の水質を探る方法を学習。児童たちは、清らかで多くの命を育む、豊かな最上川を心にとどめた。
少し動くだけでも汗が噴き出してくる暑さの中、子どもたちは、スタート地点のさみだれ大堰に降り立った。ゴム堰としては国内最大級。その大きさに驚くとともに、魚道を泳ぐ魚を観察して大はしゃぎ。子どもたちは強い日差しや、暑さに負けず、元気いっぱいだった。
さみだれ大堰の役割は治水と利水。庄内平野を氾濫から守り、青々とした水田を最上川の水で潤している。田園地帯のそばに学校がある子どもたちにとっては身近な施設だ。ひんやりとした空気に包まれ、階段を下りて堰の地下へ。魚道の様子を観察窓からのぞいた。「いた、いた。かわいい」。あいにくたくさんの魚たちに出合うことはできなかったが、小さなアユを見つけ窓に顔を近づける。少し大きな魚影を見つけては、「でっけー」と、歓声が上がった。
地下から外に出ると、むっとする暑さ。夏空の下、子どもたちは歩きだし、最上川を横目に歌を口ずさみ、土手に咲く花を摘みながら、ゴールを目指した。海までの距離を示す標識は16キロ。「あと少しで海に出るんだね」。探検リレーは、いよいよアンカーにバトンが渡された。
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