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最上川200キロを歩く〜小学校探検リレー
第8週 隼橋―大蔵橋(大蔵) 大石田北小(大石田)
舟運時代知り心軽やか
塀蔵の石垣を描いた堤防壁面にタッチしながら歩く子どもたち=大石田町横山
8週目を迎えた最上川200キロを歩くは25日、前日までの大雨で水かさが増した最上川で、大石田町立大石田北小の6年生18人が、安全に配慮しながら力強く歩みを進めた。見上げる雲は分厚く、古里の川はいつもと違う表情。それでも、堤防に描かれた白壁の塀蔵に触れ、華やいだ舟運時代を知って心は軽やかになった。支流の丹生川に移動し、川面の透明感に本流との違いを実感。最上川との合流地点にたどり着き、再び目の前に現れた大河の迫力は圧巻だった。
最上川の支流・丹生川の河川敷に歓声が響いた。「結構濁ってる」「わー、動いた」。水の透明度や水生生物を調べた児童たちは、古里の川について興味津々。歩き続け、少し疲れた様子だったが、いつしか夢中になっていた。
目盛りが付いた高さ1メートルほどの筒に川の水を注ぐ。上からのぞき込み、どの水位になると底の印が見えるかを測定、濁り具合を検査する。底の方から水を少しずつ抜いていくと、水位が60センチほどになったところで印が見えた。「たくさん雨が降ったから少し濁っているんだよ」。国土交通省東北地方整備局新庄河川事務所の職員が説明した。
きれいな水にすむヒラタカゲロウ、少し汚れた所に多いコオニヤンマ、汚い水にいるヒル…。トレーの中で動き回る水生生物に子どもたちは大はしゃぎ。「どんな生物がいるかを見れば水がきれいかどうか分かるんだ」と教わった。
舟運で栄え、川になじみの深い土地で育つ子どもたちも、雨で増水し、激しく流れる様子を間近で見るのはまれだという。さまざまな表情を見せる最上川。穏やかで清らかな流れを守るため、川に親しみ、興味を持つことの大切さを学んだ。
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