むがしのごんだけど。雨が一粒も降らねもんだがら、山の上さある田んぼはからからになって、田植えもさんねんだけど。じさま、それを見で「田植えでぎるほど、この田さ水掛げでける者おったら、娘3人いるほでに、1人ば嫁にくれでやってもええげんどな」て、つぶやいだど。
したら、(※)蛇が出できて「んじゃ、おらが水入れでやっから、娘ば1人嫁にけろ」てだど。じさまはすぐ家さ行って、1番目の娘さその話したどご、
とごろが3番目の娘は「じさまが約束してきたのなら、おらが嫁さ行ぐ。そのかわり、ひょうたん100と針100本、嫁入り道具に買って(※)おぐやい」て言うもんで、じさまは
いよいよ嫁さ行ぐ日、ひょうたん1つに針1本ずづ入れで、
沼に浮ぎだひょうたんば、沈めんべどて、口から蛇は



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