第61回 秋季東北地区高校野球県大会
◆YZ.タカスタ(中山町)▽第2試合(14:11/準決勝)
(試合終了)
(寒)阿部悠、太田―吉田
(酒)佐藤拓、本間、柴田―加藤 ▽三塁打=山口(寒) ▽二塁打=斎藤諒(酒)
【評】好機と敵失を逃さず、着実に得点して常に先手を取った寒河江工が接戦を制した。阿部悠と太田の継投で被安打6に抑え、相手に攻撃のリズムをつくらせなかった。酒田工は相手のミスで終盤追い上げたが打ち崩せず、あと一歩及ばなかった。
寒河江工、自力は本物
〈寒河江工―酒田工〉先発し寒工に流れを引き寄せた阿部悠佑=中山町、YZ・タカスタ
売りの打線は7安打と本調子ではなかったが、1年生左腕2人が流れを引き寄せた。先発は、地区予選以来、約1カ月ぶりのマウンドとなる阿部悠佑。精神面の弱さを指摘され登板機会を与えられなかったが、ここ1週間の練習で成長ぶりをアピールし、重要な試合での先発を勝ち取った。「(野球だけでなく)授業でも集中し、常に自分に自信を持つよう心掛けた」と阿部。8回途中、無死1、二塁のピンチを招いて降板するまで1失点に抑え吉川文夫監督から「(勝因は)阿部の好投に尽きる」との言葉を引き出した。 試合をつくったのが阿部ならば、締めたのは太田達人。窮地での登板にも「監督に信頼されていると、あらためて感じた」という強心臓ぶり。味方の連続エラーで2点を失っても慌てずに後続を断ち、9回裏2死二塁、1打同点のピンチでも得意のカーブで最後の打者を打ち取った。 練習試合では高知(高知)春日部共栄(埼玉)などの強豪とも対戦。投打とも、さまざまな選手と戦ってきた。もちろん、今夏の3回戦で3回8三振と完ぺきに抑え込まれた酒田南・安井亮輔に似たタイプも。「どれだけ打てるか。楽しみ」と吉川監督。自信を持ってチャレンジする。 |
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