第90回 全国高等学校野球選手権山形大会

◆YZ.タカスタ(中山町)

▽第2試合(13:20/準決勝)
チーム名
東海大山形
羽黒
(試合終了)
(東)赤間−池田
(羽)佐藤壮、佐藤旭−石井
▽本塁打=柿崎(東)
▽二塁打=中野(東)佐藤壮、石井、桜井(羽)
 【評】羽黒が序盤の集中打で、東海大山形の主戦赤間を攻略し、好継投で逃げ切った。2点を先制した羽黒は3回、4番石井と5番桜井の連続二塁打、7番熊沢の中前打などで3点を加えた。東海大は柿崎のツーランなどで反撃したが、羽黒の2番手佐藤旭に無安打に抑えられ、一歩届かなかった。

羽黒、持ち味最大限 強打と堅守で気迫の勝利

〈東海大山形―羽黒〉7回から2番手で登板し、東海大打線を無安打に抑えてチームに勝利を呼び込んだ羽黒の佐藤旭 〈東海大山形―羽黒〉7回から2番手で登板し、東海大打線を無安打に抑えてチームに勝利を呼び込んだ羽黒の佐藤旭
 強打と投手中心の堅守。持ち味を最大限に発揮しての勝利に羽黒横田謙人監督は晴れやかな表情で言い切った。「うちの打撃ができた。投手も最高」

 序盤は打撃の羽黒。大会屈指の本格派右腕・東海大山形赤間謙の直球に的を絞り、2、3回に長短7安打を集中して5点を奪った。「ストレートは初球からマックスで振れ」。指揮官の明快な指示にナインは忠実に従った。先制点の足掛かりとなったチーム初安打の桜井直紀は「初球に(ヤマを)張っていた」とストレートを強振。前日に行った、145キロ前後に設定したマシンのボールをフルスイングで打ち返す赤間対策が奏功した。

 後半は堅守の羽黒。1点差に迫られた後の7回に先発佐藤壮崇を救援した佐藤旭が3回を無安打に抑え、東海大の夢を打ち砕いた。横田監督が「気持ちがこもっていた。アドレナリンがマックスだった」と絶賛した投球内容。佐藤旭は「これまでで1番いいピッチング。気持ちが強くないと絶対に勝てなかった」と気迫勝ちを強調した。

 「苦しかったが、去年の(決勝戦での)負けからやっとここまできた」と横田監督。1年前、寸前で日大山形に奪われた甲子園県代表の座を視界にとらえた。

 ●東海大山形・柿崎陽介(2試合連続本塁打)つなぐことだけ考えた。ホームランを打っても勝てなければ…。悔しい。

 ○羽黒・佐藤壮崇(先発で力投)米沢中央戦より出来は良かった。(佐藤)旭さんがいるので最初から飛ばしていける。
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