第90回 全国高等学校野球選手権山形大会
◆YZ.タカスタ(中山町)▽第2試合(12:30/準々決勝)
(延長11回)
(米)遠藤−手塚
(羽)佐藤壮、佐藤旭−石井
【評】羽黒が途中出場選手の活躍で、米沢中央との延長戦にサヨナラ勝ち。羽黒は7回から登板の佐藤旭が無失点で抑え、10回の守備から出場の熊沢が11回に殊勲打を放った。米中央はいずれもエラーをきっかけに失点。主戦遠藤は粘投したが、5失策が響いた。
羽黒、11回サヨナラ
〈米沢中央―羽黒〉延長11回裏羽黒1死満塁、サヨナラの中前適時打を放ち、ガッツポーズで一塁に向かう7番熊沢駿=中山町、YZ・タカスタ
登場は延長10回の守備から。「準備はしていたが、正直、出場は予想外」と熊沢。それでもベンチから戦況を見ながら「打つ自信はある。自分が打って試合を決めたい」と心に秘めていた。 延長11回裏1死満塁。三塁走者の石井翔平が足をつるアクシデントがあり、きっちりとしたヒットがほしい場面。「ぞくぞくした」。期待を一身に背負って打席に立ち、甘く入った直球を強振。センター前にはじき返し、決勝点をもたらした。「狙い通り」と笑みが絶えない熊沢。横田謙人監督も「期待通り、よく打ってくれた」と手放しで褒めたたえた。 競り合いを制し4強に勝ち上がった羽黒。「この経験は次に生きる。自分たちの野球で絶対に頂点に立つ」。最高の一打を放ったヒーローはナインの思いを代弁した。 ○羽黒・佐藤旭(7回から救援し無失点)接戦だったので投げる覚悟はできていた。ここで負けるわけにいかなかった。 ●米沢中央・遠藤嘉紀(1人で投げ抜き)疲れても気力で勝とうと投げた。最後は打たれた実感がわかなかった。 |
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