第90回 全国高等学校野球選手権山形大会
◆YZ.タカスタ(中山町)▽第2試合(12:50/3回戦)
(延長10回)
(鶴)佐藤真―小林
(東)張、赤間―池田 ▽三塁打=柿崎(東) ▽二塁打=井上(鶴)池田、赤間(東)
【評】東海大山形が主戦赤間の投打にわたる活躍でサヨナラ勝ち。赤間は9回に同点の足掛かりとなる安打を放ち、延長10回には左中間二塁打で試合に決着をつけた。鶴岡工は3点を先制したが、5回途中から登板の赤間に流れを断たれた。
緊急登板の主戦が決めた
〈鶴岡工―東海大山形〉延長10回裏東海大2死一、二塁、8番赤間謙が左中間にサヨナラ二塁打を放ち、ガッツポーズで一塁へ=中山町、YZ・タカスタ
薄氷を踏む勝利だった。5回、先発張太城が鶴岡工打線につかまり、3点を失う。「まさかの3点。やばいと思った」(武田宅矢監督)。終盤まで温存するはずの主戦赤間を緊急投入せざるを得なかった。 「悪い流れだった。自分が良い流れに戻す」。チームの危機にエースの気迫が球に乗り移る。直球は自身最速となる144キロを記録。嫌な流れを断ち切るように6回は3者連続三振で仕留めた。 勝利への強い思いは打席でも示した。「投手は投げるためだけではない」。7、9回ともに安打で出塁し、1点目と同点のホームを踏んだ。そして、「ここで決める」と誓った10回裏に殊勲のサヨナラ二塁打。鶴工の夢を打ち砕いた。 「赤間にやられた」と鶴工の阿部和之監督。武田監督も「赤間につきる」とたたえた。「負け試合を勝ちにした。次につながる」と赤間。エースが右腕とバットでチームの“夏”をつないだ。 |
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