第90回 全国高等学校野球選手権山形大会
◆YZ.タカスタ(中山町)▽第2試合(12:40/3回戦)
(試合終了)
(新)井上、笠原−土屋
(鶴)上野−佐藤真 ▽二塁打=伊藤(鶴)
【評】鶴岡東の主戦上野が13奪三振、無四球の好投で新庄東を完封。初回に3番伊藤の中越え二塁打で先制しながら、7残塁と畳み込めなかった中、主導権を渡さなかった。新東は2投手の継投で粘ったが、打線は5回以降、二塁すら踏めなかった。
エース13K、圧巻の完封劇
〈新庄東―鶴岡東〉13奪三振の無四球で完封した鶴東の主戦上野和彦=中山町、YZ・タカスタ
速球は120キロ台後半ながら、制球力が抜群の左腕。ベース付近でワンバウンドする変化球に新東打線のバットが何度も空を切る。右打者のひざ元をえぐるスライダーの、切れの良さを象徴するシーンが繰り返された。 「リズム良く放ってくれた。大きなピンチもなかった」と佐藤俊監督。ベンチに安心感を与える投球に本人も「落ち着いて投げることができた」と笑みを浮かべた。 エースの好投の陰には捕手佐藤真也の冷静な配球があった。2試合連続2けた安打の新東打線に、あえてインコースの直球を軸に組み立てた。「スライダーで打ち取るため、その過程を大事にした」と佐藤。上野も「サインにほとんど首を振らなかった」と息の合ったところを見せた。 初戦の上山明新館戦に続き無四球完投のエースは「コントロールには自信がある。次もしっかり投げてゲームをつくりたい」。佐藤は「きょうの感じならば大丈夫」とエースの3度目の好投を請け負った。 ○鶴岡東・伊藤貴大(先制二塁打)勝負強い打撃ができて良かった。まだ投手に頼りすぎている。打って助けたい。 ●新庄東・笠原拓海(6回途中から救援の2年生)気持ちだけで投げた。とにかく3年生を勝たせたかった。悔しい。 |
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