楽しく~レッツ短歌

楽しく~レッツ短歌
楽しく~レッツ短歌

(1)はじめの一歩 普段の言葉で力まず

2017年03月18日
 たとえば、自転車に乗ったことのない人が自転車の乗り方の解説を読んで、自転車に乗れるでしょうか。乗れるはずはありません。まずは乗ってみなければ。そうして傾いたり転んだりしているうちに、バランスの取り方や、ブレーキのタイミングなどが自然にわかってくるでしょう。

 短歌も同じです。五七五七七というこの形式に、まずは乗ってみること。短歌みたいなものを作ってみることがはじまりです。ふだんの言葉で力まずに、はじめの一歩を踏み出してください。季節の歌、恋の歌、日常生活の歌、家族の歌、追悼の歌、旅の歌、そして時代や社会の歌など、さまざまなテーマがあります。

 口語でも文語(古語)でも自由。定型のリズムを意識しながら、しかし頑(かたく)なになるのではなく、伸び伸びと詠んでください。

 楽しい春の歌を一首、ご紹介します。

「前略」を「全略」と書き以後空白そんな手紙を送りたい春
佐藤通雅

【若手記者がチャレンジ】
 山形新聞の若手記者の方々が作った短歌を、毎回添削します。みなさん短歌初心者です。作りやすいよう題を出しました。今回は「水」。

理不尽を水に流せず午前2時大人になれと湯舟に沈む(30代男)
 ▼添削例
理不尽を水に流せず午前2時顎の下まで湯舟に沈む
 苦い心情が伝わってくるいい内容です。「午前2時」という具体的な時間も、歌をよく生かしています。が、「大人になれと」は説明しすぎ。映像だけの方が、歌に力が生まれます。

傘差してそっと渡った水たまり今はわが子と大きくジャンプ(30代女)
 ▼添削例
傘差してそっと渡った水たまり今はわが子と思いきり飛ぶ
 子をもつ母の健やかな姿が魅力的です。下句、コピーの決め文句のようになってしまったところが残念。もっとふつうに動きを表現した方が、実感が伝わります。

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

週1回配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2017年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2017年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から