東日本大震災

定住希望、帰還上回る 東日本大震災・本県避難者アンケート

2015年10月27日
 県は26日、東日本大震災により県内に避難している人たちを対象としたアンケートの結果を公表した。本県への定住を考えている人が、避難元への帰還を考えている人を上回り、帰還を考える人の中では、「放射線による影響」を不安視している人が最多だった。心身に不安を抱えた人は2年前から変わらず約8割を占め、生活資金や住宅に関する不安も依然多いことが分かった。

 心身の不調が特にないとしている人は2割程度にとどまり、約8割は心身に何らかの不調を訴えている。内訳としては「疲れやすく体がだるい」が40.2%で、「イライラする」「孤独を感じる」「よく眠れない」「憂鬱(ゆううつ)で気分が沈みがち」などが続く。

 いまの生活で困っていることや、不安なことについては、「生活資金」との回答が最多で66.3%。次いで住まいが49.9%となっている。いずれも前年比で2ポイント以上高くなってる。住宅に関しては、入居期限があることや、住み替えが認められないことに関して困っているとする回答が多かった。今後は、住宅に関する支援の充実を期待する声が半数以上となっている。

 今後の生活については、定住先の予定が「わからない・未定」は約4割。本県への定住を考えているのは28.3%で、避難元の県に戻りたいとする20.7%を上回った。福島県からの避難者が多く、避難元に帰る場合、心配なことについては「放射線の影響」と答えた人が58.6%と最多だった。

 地域の行事やイベントに参加したことがある世帯は全体で65.8%に上り、このうち子どもがいる世帯では76.7%だった。県や市町村、ボランティア団体による支援については、約9割の人が「評価する」「どちらかといえば評価する」と答えた。

 対象は本県への避難者の1291世帯で、郵送で実施した。調査期間は今年8月中旬~9月中旬で、445件を集計。回収率は34.5%だった。
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