東日本大震災

震災記録映画の作品収集、ウェブで公開 山形国際ドキュメンタリー映画祭

2014年11月26日
シンポジウムで上映する映画「宮戸復興の記録2011~2013」の一場面
シンポジウムで上映する映画「宮戸復興の記録2011~2013」の一場面
 認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭は、東日本大震災を記録した映画と、それに関するさまざまな情報を集め、保存するプロジェクト「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」を始めた。世界各地からアクセスできるように、作品データはウェブサイトで公開。開設記念のシンポジウムが29日午後1時から、東北芸術工科大で開かれる。

 震災を題材にした記録映画の上映は、現在も各地で続けられている。同映画祭もプロジェクト「ともにある Cinema with Us」(2011、13年)で上映。多数の作品が寄せられたが、海外からの問い合わせも多く、作品とその情報の一元化が課題となっていた。

 震災のアーカイブは、せんだいメディアテーク(仙台市)の「3がつ11にちをわすれないためにセンター」、国立国会図書館の「ひなぎく」などがある。同映画祭が開設したアーカイブは、記録映画に特化していることが特徴だ。

 「現在の収集状況は(映画祭で上映した作品を中心に)約60本。250本ほどの作品を確認しており、順次声を掛けている」と同映画祭事務局の畑あゆみさん。山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー(山形国際交流プラザ内)に作品を保存し、個人視聴の場を提供する。ウェブには作品内容、製作年、撮影地などのデータを日英両言語で載せた。「作品や資料があれば、後に社会の在り方を考える上で、さまざまなアプローチができる。他アーカイブとの連携も考えたい」(畑さん)という。

 記念のシンポジウムでは、映画「宮戸復興の記録2011~2013」の上映に続き、米ミシガン大の阿部マーク・ノーネス教授が講演。「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」の著書で知られる開沼博さん、阪神大震災を記録しつづける会の高森順子事務局長、ノーネスさんが「100年後、映画は震災のなにを残し、伝えられるのか?」をテーマに話し合う。

 入場料は一般800円、学生無料。問い合わせは同映画祭023(666)4480。アーカイブのアドレスはhttp://www.yidff311docs.jp/。
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