東日本大震災

JA「協同の杜」の“同窓”が芋煮会 避難者11家族30人が再会喜ぶ

2012年10月14日
避難生活中に誕生した子どもとその親。子どもの成長した姿を喜び合った=山形市・協同の杜
避難生活中に誕生した子どもとその親。子どもの成長した姿を喜び合った=山形市・協同の杜
 東日本大震災後に避難所となり、今年3月末に閉所したJA山形中央会の研修施設「協同の杜」(山形市)で避難生活を送った家族らを対象にした芋煮会が13日、同所で開かれた。避難生活中に生まれた子どもらを連れた母親たちが再会を喜び、近況を報告し合った。

 11家族、約30人が集結。退所後、山形市内で生活を続ける家族もいれば、福島県に戻ったり、夫の勤務地に比較的近い宮城県内で新生活を始めた人もいる。芋煮を食べながら「4月から山形市で仕事を始めた。夫は週末を一緒に過ごし、平日は母子で乗り切っている」「山形で温かく迎えてもらったことを思い出し胸が熱くなることがある」と近況、思い出を語り合った。

 仙台市で暮らす会社員木幡正俊さん(34)一家は昨年6~11月に滞在。木幡さんは協同の杜から地元の福島県南相馬市の職場に通っていたという。滞在中の9月に長男丈太郎君(1)が生まれた。妻優子さん(30)は「みんなで情報交換をしたりして心強かった。大家族のように過ごした」と振り返る。

 協同の杜内で保育園を運営したボランティアが芋煮会を主催。原田陽子代表は「子どもたちの成長、それぞれの地で頑張って生きていることを目の当たりにできてうれしい」と語った。

 避難所は妊娠28週以降の妊婦、生後6カ月未満の乳児とその家族を対象にJA山形中央会と県が開設。昨年3月25日~今年3月末の開設期間中、福島県と宮城県の19世帯、76人を受け入れ、子ども5人が誕生した。
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