東日本大震災

850人の集団移転が完了 福島県民が本県2次避難先に

2011年04月24日
 東日本大震災に伴う家屋の損壊や福島第1原発事故などで、山形県内に避難している福島県民の2次避難先への集団移転が23日、完了した。福島県が指定した本県内の旅館、ホテルに移ったのは合計約850人。福島県によると、この日だけで約650人が体育館などの避難所を後にしたとみられる。

 県内の旅館、ホテルへの移転は16日に天童市と上山市でスタート。18日に長井市、寒河江市、舟形町で行われ、この日は山形市、米沢市などの避難所32施設が対象となった。移動先は蔵王温泉(山形市)小野川温泉(米沢市)などの52施設。2次避難所となる旅館、ホテルへの滞在は原則として2カ月以内で、その後は仮設住宅への移動を含め、本人の希望を聞きながら調整する。

 災害救助法では、仮設住宅間の移動を認めていない。応急仮設住宅となった県内の賃貸アパートなどに入居した人は今後、福島県内に建設される仮設住宅に移転できなくなるため、移動先を決めかねている人も多いという。福島県の担当者は「避難者の多くは地元の近くに戻ることを希望している。仮設住宅間の移動が可能になるよう、弾力的な法の運用を国へ求めていきたい」と話している。

 県のまとめでは、この日午前10時現在、県内の避難所に滞在している福島県民は1315人。このうち約半数が同日移動したとみられる。

 福島県によると、この日の移動希望者は当初集計で約950人だったが、応急仮設住宅として本県が提供する賃貸アパートへの移動を希望したり、子供の通学などの理由で避難所にとどまる人がおり、約300人がキャンセルしたという。
東日本大震災 記事一覧
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] 
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から