東日本大震災

温泉を「ゆっくり」満喫 最上町の無料招待

2011年04月23日
旅館の部屋でくつろいだ表情を見せる宮城県南三陸町から訪れた被災者=最上町・瀬見温泉
旅館の部屋でくつろいだ表情を見せる宮城県南三陸町から訪れた被災者=最上町・瀬見温泉
 最大1000人の被災者を温泉旅館に2泊3日で無料招待する最上町の支援活動が22日、始まった。初日は宮城県南三陸町の21人が瀬見温泉の旅館に泊まり、お湯に漬かってゆったりとくつろいだ。

 無料招待は、最上町の友好都市・岩手県大船渡市をはじめ、交流のある宮城県の石巻市と南三陸町の各避難所で参加を呼び掛けた。2泊3日6食付きで、1人1万円の費用を町が全額負担。震災で打撃を受ける町内の旅館への支援策という側面もある。

 一行は最上町が派遣したバスで、南三陸町の避難所の1つの志津川高校から来県。夫婦で訪れた現地の老人クラブ会長鈴木豊太郎さん(72)は震災当日、海に近い宴会場で同クラブの演芸会を開いていた。津波が4階建ての3階部分まで押し寄せ、参加者約500人は4階や屋上に避難して何とか助かったという。

 「仮設風呂では湯船に入れず掛け湯だけだったので、温泉でゆっくりしたかった」と鈴木さん。旅館では親しい同年代の友人夫婦と同室でくつろいだ表情も見せたが、自宅は津波に流されており「自立した生活に戻るこれからが正念場」と話していた。

 無料招待は来月2~4日までの計6回を予定しているが、状況に応じて延長する考え。初回は大船渡、石巻両市からの申し込みがなく、最上町は引き続き、3市町の避難所で参加を呼び掛ける。
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