東日本大震災

世界中の映画監督や俳優から激励メール 被災地ファンに、フォーラムネットワーク呼び掛け

2011年04月22日
 「世界中の映画人が皆さんを応援しています」-。東日本大震災で被災した東北地方で、市民出資の映画館を運営する「フォーラムネットワーク」(本部山形市、長沢裕二代表)に対し、約20カ国100人以上の映画監督や俳優から、続々と励ましの電子メールが寄せられている。

 山形市の映画館「フォーラム山形」など7都市の9館でつくる同ネットワークが、震災1週間後に「被災地の映画ファンへメッセージを」と、メールで呼び掛けたのがきっかけ。映画関係者の間で転送され、予想を上回る反響となった。

 映画「ベルリン・天使の詩」などで知られ、「日本文化の熱狂的なファン」というドイツのビム・ベンダース監督は「日本を襲った困難に、これ以上ないほど打ちのめされた」とメール。「映画には癒やす力があるはずだ」として、近く東北地方などで無料の上映会を行うことを約束した。韓国映画「猟奇的な彼女」の人気女優チョン・ジヒョンさんは「日本の皆さんの対処能力や冷静さにとても感動しました。力を合わせればきっと立ち直れると信じています」。

 河瀬直美氏、アピチャッポン・ウィーラセタクン氏など、山形国際ドキュメンタリー映画祭で受賞経験がある監督もメッセージを寄せた。このうち、同映画祭でインターナショナル・コンペティション部門特別賞を受賞した河瀬監督は「あたりまえにあった日常が、突然に消える、ということほど悲しい現実はありません」とした上で、「映画が、芸術が、人の心に寄り添い、生きる力が宿るのだと信じています」とメールした。

 メッセージの大半をまとめたサイト「FILMMAKERS FOR JAPAN」も、有志の手で開設された。自宅が津波に流されたというフォーラム仙台の森匠副支配人は「私たちの心の支えになり、とてもありがたい。心が元気になる映画を上映していきたい」と笑顔で語った。
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