東日本大震災

県内積算放射線量、平常時より増加 人体への影響はなし

2011年04月16日
 福島第1原発事故に伴う放射性物質の漏えいで、県は15日、事故後から1カ月間の積算放射線量が山形市で46.8マイクロシーベルト、米沢市で64.4マイクロシーベルトになったと発表した。平常時の積算線量と比べ山形は1.64倍、米沢は2.58倍の数値となったが、それぞれ人体へは影響がないレベルという。

 積算線量は山形市が3月12日~4月12日の期間、米沢市が3月16日~4月12日の期間で算出した。毎時間ごとに計測している空間放射線量を単純に足した数値で、屋外に24時間にわたって1カ月間居続けた場合の被ばく量を推定している。

 山形市の1カ月間の積算線量は46.8マイクロシーベルトで、平常時だった昨年同期の28.4マイクロシーベルトと比べ18.4マイクロシーベルト増えている。米沢市は今回の積算線量が64.4マイクロシーベルトで、昨年同期の推定値(観測データがないため山形市の数値を参考に算出)24.9マイクロシーベルトから39.5マイクロシーベルト増えた。

 県によると、山形市の増加分は1回の胸部エックス線検診による被ばく量の3分の1程度、米沢市の増加分は3分の2程度で、人体への影響はないという。
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